コンセプト

「バランスボールについて」

もともとバランスボールは、１９５０年代のヨーロッパの医療現場で理学療法士がリハビリ用に活用していたもので、日本ではスポーツの世界で、リハビリやトレーニングのために体幹（コア）を効果的に鍛えることができるエクササイズとして大変人気があります。ボールに座ったり寝転んだりしながら、うまくバランスを取ることにとって体の歪みを強制したり、体の引き締めなどのために地味なストレッチや筋力トレーニングのツールとして使われることが多いです。 私のレッスンでは、バランスボールに乗って上下にバウンスし続け、リズムに乗って楽しく有酸素運動を行っていきます。
バランスボールは畳２畳分くらいのスペースで、膝、腰などの関節に負担をかけることなく、ウォーキング～軽いジョギングくらいの運動までできる優れものです。
手軽に自分の身体をメンテナンスできるエクササイズです。

～マタニティーの方にすすめるわけ～

妊婦は病気じゃないと言われますが、妊娠を機に行動を制限され、自分の身体なのに誰かの許可を得なければ何もできないような錯覚に陥ってしまいます。
その結果、筋肉が衰え、体調を崩したりする人もいます。
バランスボールを使った有酸素運動プログラムは、持久力を高め、必要な筋肉を鍛えてくれます。
バランスボールに座ったまま弾むので、関節への負担や、骨盤をゆがませるリスクも少なく、楽しく取り組めます。
自律神経の調整、ストレス解消にも効果的です。身体を動かすことで身体感覚を磨き、自分のお産を堪能する体力と身体感覚を身につけることを目指します。
（妊娠期間中のエクササイズにあたっては、ご自身の体調に合わせて、無理をせずに自分のペースで行うようにしてください。
また、不安や、体調の変化などある場合には、必ず医師にご相談のうえ、実践してください）


～産後の方におすすめするわけ～

赤ちゃんを足元の寝かしたままエクササイズする場合、目線が近いのであやしながらエクササイズができ、一緒に弾むと、リズミカルな振動で赤ちゃんもご機嫌に。
ぐずっていても、機嫌がよくなり、お母さんは弾むことでエクササイズになります。また、産後の消耗したからだを整え、腰、ひざなどの関節に負担をかけることなくできる有酸素運動で、落ちてしまった、持久力（体力）、筋力をつけるリハビリに最適なツールです。
赤ちゃんの寝かしつけをしながら、エクササイズができるのでご自宅にバランスボールを持つ方も多くなってきています。

～バランスボールＱ＆Ａ～

★おすすめのバランスボールはありますか？
やわらかいボールは、ゴムが薄いので弾力が足りず、十分なエクササイズ効果が得られませんのでゴムの素材が良質なものがお勧めです。
教室で使っているのはゴムがしっかりしていて３００ｋｇまで耐荷重がある、イタリアの「ギムニク」の（サイズ５５㎝）を使っています。

★ボールにどのくらい空気をいれたらいいですか？
空気の量でボールの硬さが変わります。空気が多いと床との接地部分が小さくなりバランスがとりにくいので運動がきつくなります。
空気を減らすと接地部分が大きくなり安定するので初心者にはお勧めです。座った時に足裏全体が床につき、膝の角度が９０度以上になるサイズがベスト。
弾んでみて、股関節が沈み込み過ぎない硬さがお勧めです。

★ボールは何年くらい持ちますか？

ゴムは多少伸びますが、かなり持ちます。私は同じボールを１０年近く使っています。
ただ、熱には弱いので、直射日光のあたる場所や、ストーブの近くに置くと熱で変形してしまうので置く場所に気を付けましょう。
また、画鋲などにも要注意です。


「コンディショニングヨガについて」

ヨガとは、生活全体の中で「バランス」・「調和」・「結ぶ」という意味があります。
ヨガは単なるポーズをとる健康法ではなく、心の持ち方、生き方を含めたものです。ここで、皆さんにお伝えし、私が実践している沖ヨガは「生命の教え」を基本にしています。
健康になるには、食事・呼吸、体操、精神、環境など全体のバランスがとれているといいんですね。
だから「生命の教え」のとおり、自分の身体にきいて、身体が欲していることをおこなうことが大切なのです。
ただ、ポーズをとることに夢中になるのではなく、「生命の教え」に耳を傾け、心身共に穏やかに幸せに過ごせる人が一人でも多く成ってほしいと願っています。

～一般対象クラス～

７５分のゆったりしたクラスです。
足指ほぐしから始め、ほぐし動作を行っていくことでリンパの流れや血液の流れを良くしていきます。
無理なく気持よく体が伸びるように各部分のほぐしをはさみながらポーズを行っていきます。
丹田力強化や骨盤修正体操も入れながら歪みの矯正し、バランスを取ったり、足腰の筋力も付けていきます。
マタニティーの方もお気軽にどうぞ。

～子連れクラス～

７５分のクラスです。お子さまにそばにいてもらいながら、ご自分のためのヨガに取り組んでいきます。
足指ほぐしからから始め、各部分のほぐしをはさみながらポーズを無理なくしていきます。
丹田力強化や骨盤修正体操も入れながら歪みも矯正していきます。

どちらのクラスもご自分の身体と向き合う時間です。基本的にはご自身の体の声を聞きながら気持ちいいように無理なく行うことが大切です。
無理なく行うためのほぐしはとても大事ですしとても効果があります。そして逆刺激も行い更に体に負担のないメニューにしています。


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