本場タイのルースィーダットン



【ルースィーダットン(ルーシーダットン)とは】

ルースィー(ルーシー)=隠者、修験者(修行者)
ダット=ストレッチ(柔軟体操)
トン=自己
という意味と教えてもらいました。
ということは、自分で自分を調える方法というとこなんですね。
瞑想から始めるので、しっかり自分のからだとこころと向き合えます。

【ルースィーダットンの歴史】

タイでは昔(120年くらいまでまでいたそうで)山にこもって瞑想をしたりして修行をする人々がいたといわれています。
1人で森や山にこもって修行をする修験者たちは長い時間同じ姿勢をとらなければならず体の各部がこったり、痛んだりしたそうです。
そこで、これらの症状を自己で軽減するために修験者たちによって編み出されたものがカラダに効くと人から人へ伝えられていったものがこのルースィーダットン。
おそらく普通の人がこれを発見したとのではないかと言われています。
これを、ある医者たちの医学的見解とこの修験者たちによって考案された方法とインドのヨガを比べて見たらその型の中に大きな違いがあることがわかりました。
タイのルースィーダットンは、インドのヨガと比べてかなり単純で実技が容易なものが多くほとんどは似ていないことがわかったそうです。
実際に80のタイの型の内1つは中国の太極拳に似たものがあり1つはヨガに似たものがあり2つが両者に似ていたそう。
おそらくは、この3つの文明が過去に何らかの接触をし知識が交換されたのであることが予想されます。
いつの時代も、どこでも、誰もが自己の健康を望んでいるのでインドのヨガ、中国の太極拳、タイのダットンにそれを見ることができます。
それらのものは単に症状を軽減するだけでなく健康のための運動やリラックスのためにもなるものでもあります。
- PTMS 「ダットンの術」 教科書より -

先生は、このお話の後に「タイの文化」を知らないと本物のルーシィーダットンは理解できないよと言われました。
タイにいるうちは、いろんなものを見て、体験してこれは??と疑問に思ったことはどんどん質問したり、自分でも調べよう!と言われたのでこれを学んでいる毎日、タイでの生活では発見の連続でした。
なんの体操でもそうですが充分な安全性の考慮もなく安易に選択されたポーズを実施したり人体各部のバランスを無視した奇抜なポーズを追及して行うと効果が伴わないばかりか危険なこともあるから、解剖学の基礎知識も必要なのですね。


Phussapa Thai Massage Schoolのルースィーダットンコースは基礎・上級とも伝統医学の医師グループが長年の歳月をかけてそのポーズを充分吟味されているおかげでバランスも考慮して作成した教本をもとにあらゆる年齢層の方々に安全でかつ有効性のあるポーズを学ばせていただきました。
最近は、どんなエクササイズもDVDや写真つきの本が出ていますがきちんと学ぼうと思ったら、実際にスクールに行くに限ります。

私の学んだスクールはこちら↓↓

プッサパー・タイ式・マッサージ専門学校 タイ国文部省認定


ディプロマ(英文)です。




ブログにも色々と書きました。カタマラン「ルーシーダットンの基礎を学ぶ」を読んでみてくださいね!

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